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神戸製鋼、スウェーデンの放射性廃棄物処理専門会社と合弁会社設立へ

2016年4月26日

 神戸製鋼所は4月25日、スウェーデンの放射性廃棄物処理専門会社であるスタズビック社と、国内の原子力発電所における廃炉に伴い発生する放射性廃棄物処理の諸課題に関し、有効な金属リサイクルや使用済み樹脂などを安全に減容する技術・プロセスの提供を、より一体的かつ積極的に推進するため、合弁会社設立に合意し契約を締結したと発表した。両社は、2005年に業務提携して以降、国内の放射性廃棄物処理・処分の課題解決に向けたマーケティングや研究活動を行っているが、今回の契約締結を受け、速やかに合弁会社「コベルコスタズビック」設立に向け手続きを進めていくこととしている。
 神戸製鋼所のエンジニアリング部門は、放射性廃棄物の処理・処分や保管施設、使用済み核燃料の輸送・貯蔵容器などの分野で、30年以上の経験・実績がある。一方、スウェーデンでは、原子力発電所で使用された機器も含め有効資源の再利用が根付いているのを背景に、スタズビック社には、欧米でリサイクル施設や使用済み樹脂処理施設を長年安全に運営してきた実績があることから、新合弁会社では、こうした両社の実績・経験を融合し、廃炉に伴い発生する放射性廃棄物の処理・処分に関する課題に対応していく。