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中国:海南島で建設中の昌江2号機で燃料初装荷が開始

2016年5月12日

©CNNC

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 中国核工業集団公司(CNNC)は5月11日、同国最南端に位置する海南島で前日から昌江原子力発電所2号機の燃料初装荷を開始したと発表した。合計121体の燃料集合体を数日かけて装荷する予定で、これにより同炉の建設計画は試験段階に入ったと宣言している(=写真)。同炉はCNNCが開発した65万kWの第2世代PWR設計を採用しており、同型の1号機はすでに2015年12月に営業運転を開始。2号機も今年中に営業運転が開始できると見られている。

 昌江原子力発電所1、2号機の建設は、2010年4月と11月に相次いで始まった。CNNCと華能集団公司が51対49の割合で出資するプロジェクトで、Ⅱ期工事となる3、4号機の建設準備も進められている。海南島では電力供給が不足がちであるため、CNNCは1、2号機が完成するだけでも需要量の3割が賄えると指摘。海南省のエネルギー供給と社会経済的な発展を強力に後押しすることができるとの見方を示している。