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規制委、関西電力の八木社長と意見交換

2016年6月2日

 原子力規制委員会は6月1日、関西電力の八木誠社長らと意見交換を行った。同委が公開の場で、事業者トップと月1回のペースで安全性向上の取組について対話するもの。
 関西電力は、美浜3号機事故を契機に継続的に取り組んでいる自主的安全性ロードマップの進捗状況を中心に、防災体制の強化、地域とのコミュニケーション活動、高浜4号機再起動時のトラブル対応、原子力安全推進協会との連携、確率論的リスク評価の活用について説明した。また、現在規制委員会で検討が進められている検査制度の見直しに関しては、海外事例も参考に継続的改善が図られるとともに、現場が迷わないよう体系的判断基準となるガイドラインの整備が重要などと、事業者としての考えを述べた。
 規制委員会では昨秋にも、新規制基準適合性審査の途上で運転期限の迫る高経年炉の取扱いについて、関西電力よりヒアリングを行っているが、これに関連し同社は、意見交換の中で「是非効率的な審査を」と改めて要望した。
 委員からは、リスクコミュニケーション、廃炉経験の活用などに関する意見があった。