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英国:ウィルヴァ・ニューウィッド計画で提案全般に関する公開協議 完了

2016年11月1日

 日立製作所が英国で所有するホライズン・ニュークリア・パワー社は10月26日、ウェールズ地方北部のアングルシー島で進めているウィルヴァ・ニューウィッド(=ウェールズ語で「新しいウィルファ」)原子力発電所建設計画について、同社の全体的な提案に対する2回目の公開協議が完了したと発表した。このプロセスは政府への開発同意書(DCO)申請に先立ち、少なくとも2回の実施が義務付けられており、同社は8月31日、建設計画全体および個別のテーマについて、アングルシー島および北部ウェールズの住民や団体からの最後の意見募集を開始していた。2017年のDCO申請に備え、得られた意見を詳細に分析して申請書にフィードバックする方針だが、個別テーマに関する意見募集は年内から来年にかけても継続するとしている。

 同計画でホライズン社は、少なくとも270万kW分の日立GE社製UK-ABWRの建設を予定しており、初号機は2020年代前半の運転開始を目指している。同社のD.ホーソーンCEOは、公開協議への参加に時間を割くとともに意見を提示してくれた数百名の人々に謝意を表明。正式な公開協議プロセスが終わった後でも、地元住民が希望する恩恵やチャンスを提示する最良の方法を探るため、今後も彼らの声に耳を傾けていきたいと述べた。プロセス継続中の個別テーマとしては、建設作業員用の一時的な宿泊施設、雇用の創出と住民のスキル向上戦略、サイト外施設の計画などに加えて、関係文書にウェールズ語を使用するアプローチなども含まれる。これらについて得られた意見は関連する個別の開発提案に反映させ、地元当局から許可を得たいとしている。