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ベラルーシ:初の原子力発電所1、2号機の試運転に向けた作業許可 発給

2016年11月17日

 ベラルーシでは現在、ロシアの協力により初の原子力発電施設となるベラルシアン原子力発電所1、2号機の建設工事が進展中だが、ロシア国営の原子力総合企業ロスアトム社傘下のアトムテクエネルゴ社は11月15日、ベラルーシ緊急事態省・原子力・放射線安全部から「原子力エネルギーと電離放射線源に関するサービスの提供」に必要な許可を受領したと発表した。原子力関連活動の認可を定めたベラルーシの法令に基づくもので、同社はこれにより、1、2号機の試運転に向けた作業の実施が可能になると説明。現在の日程では、1号機は2018年11月、2号機は2020年7月の運転開始が予定されている。

 ベラルーシは1986年のチェルノブイリ事故で多大な放射線被害を被ったものの、エネルギー資源が乏しいという国内事情により、福島第一原子力発電所事故直後の2011年3月15日に同国初の原子力発電所建設でロシアとの2国間協力に合意。フロドナ州オストロベツで120万kW級のロシア型PWR(VVER)「AES-2006」の1号機を2013年11月に、2号機を2014年4月に本格着工した。ロスアトム社傘下の発電機器製造企業であるAEMテクノロジー社は今月初頭、2号機の原子炉容器を同発電所に納入したほか、1号機についても昨年10月に原子炉容器の納入を終え、今年3月に炉内構造物の組立作業が完了したと発表していた。