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GEパワー社:ハンガリーのロシア製原子力発電所で発電機を最新化

2017年2月3日

©パクシュ原子力発電所

 GEパワー社1部門であるGEパワー・サービス社は1月31日、ハンガリー唯一の原子力発電所であるパクシュ発電所(50万kWのロシア型PWR×4基)(=写真)で、発電機8台のうち5台の最新化作業を完了したと発表した。同発電所ではリプレース用原子炉2基の増設計画を進める一方、既存の4基では運転期間の延長を目的とした改修作業と手続きが進行中。すでに1、2号機でそれぞれ、2032年と2034年まで20年間の運転期間延長が許されたほか、3、4号機についても延長申請が提出済みとなっている。GEパワー社では発電機を最新化することで、これらの原子炉の信頼性を向上させるとともに、運転期間を20年延長することが可能になると強調した。

 同社がパクシュ発電所の4基について、それぞれ2台ずつ発電機の最新化契約を請け負ったのは2013年のこと。ハンガリーの機器メーカーであるガンツ社が1982年から1987年にかけて納入した25万kWの発電機8台およびスペアの1台について、年に1台のペースで2021年まで改修作業を続けることになっている。作業は同国の首都ブダペストにある同社の発電機サービス施設と、ポーランドにある同様の施設を使って、GEパワー社の現地チームと地元の下請企業数社が実施。この契約により、メーカーの異なる90種以上の機器について同社がサービスの提供が可能であることが実証できたとしている。