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インドのクダンクラム2号機が営業運転開始

2017年4月4日

 インド最南端のタミルナドゥ州でクダンクラム原子力発電所の建設を請け負ったロシアの原子力総合企業ロスアトム社は3月31日、試運転中の2号機(100万kWのロシア型PWR)がすべての試験や作業を終えて営業運転モードに移行したと発表した。事業者であるインド原子力発電公社(NPCIL)がロスアトム社傘下のエンジニアリング企業ASEエンジニアリング社と、2号機の暫定的な受容証明書に調印したもの。これをもって同炉は、ロシア側の責任項目に含まれる不具合や技術的欠陥が生じた場合に機器の設計・サプライヤーであるASE社が保証義務を負うという1年間の保証運転期間に入った。NPCILは2018年4月に最終的な受容証明書に署名する予定である。

 同発電所では2014年12月に1号機(100万kWのロシア型PWR)がインド初の大型軽水炉として営業運転を開始。2号機は2002年に本格着工した後、2016年8月に送電を開始しており、今年1月末には初めて定格出力に達していた。また、Ⅱ期工事にあたる3、4号機(各100万kWのロシア型PWR)についても2016年10月に起工式が行われ、翌月からロシアのエンジニアリング企業AEMテクノロジー社が大型機器の製造を開始している。