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高浜4号が5年10か月ぶりに発電再開、昨年原子炉起動まで至るもトラブルと司法判断で停止

2017年5月22日

夏季電力需要ピークを控え間もなく戦列復帰する高浜3、4号機

 関西電力高浜発電所4号機が5月22日、発電を再開した。2015年2月に新規制基準をクリアし(原子炉設置変更許可取得)、2016年2月に原子炉を起動したものの、3日後に自動停止し、その後も、大津地裁の再稼働禁止仮処分決定により、運転できない状態が続いていた。同機の発電再開は、2011年7月に定期検査に伴い停止して以来、5年10か月ぶり。今後、発電機出力を段階的に上昇させ、順次プラント状態を確認し、6月中旬にも原子力規制委員会の最終検査を経て通常運転復帰となる運び。
 同じく司法判断により停止していた高浜3号機は、5月16日に燃料装荷作業を終了しており、6月初旬にも原子炉を起動する見込みだ。3、4号機ともMOX燃料を装荷したプルサーマル発電となる。
 高浜4号機の発電再開により、現在、国内で運転中の原子力発電プラントは、九州電力川内1、2号機、四国電力伊方3号機と合わせて計4基となった。