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ロシア、高速炉BN-1200の開発計画工程が明らかに

2018年8月24日

 ロシア国内の原子力発電所の運営と管理を担当するロスエネルゴアトム社は、8月3日に計画中のナトリウム冷却高速炉BN-1200(120万kW)の建設工程を明らかにした。ロシアは、原子力開発当初から、エネルギー問題解決の鍵として、核燃料サイクルの完結と高速炉の開発を積極的に進めている(表参照)。

 
 同社のA.ペトロフ社長は、発表の中でBN-1200の建設は早ければ2025年に開始、2032年までに完成する可能性があると述べている。

現在運転中のベロヤルスク4号機(BN-800)

 BN-1200については、現在運転中の原型炉BN-800とは異なり、あくまでも商業炉として位置付けていることから、その技術と経済性をほかの原子力発電所やコンバインドサイクル発電との比較評価を2020年末までに行い、建設の最終判断を下すことにしている。
 また、BN-1200の商業的競争力が確認された後に数年をかけて、必要とされるプロジェクト資料の作成、体制を整えるなどを行い、建設許可を取得する。それらを経て、建設は2024~25年の間に開始、完成は2031~32年になるとしている。