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北海道地震、泊発電所では外部電源喪失するも非常用ディーゼル発電機で使用済み燃料冷却継続

2018年9月6日

 原子力規制委員会によると、9月6日3時8分頃に北海道胆振地方中東部で発生した大地震の影響により、北海道電力泊発電所(=写真)では、道内全域の停電により外部電源3系統6回線が喪失したものの、13時までに復旧が完了。1~3号機いずれも停止中で原子炉内に燃料はなく、非常用ディーゼル発電機計6台(各号機2台設置)が起動し、使用済み燃料(計1,527体)の冷却は正常に行われた。
 この地震により、北海道厚真町で震度7、札幌市で震度5強、泊発電所の立地する泊村では震度2を観測した。規制委員会が6日午前に行った臨時会見での説明によると、外部電源喪失により起動した非常用ディーゼル発電機については、7日間分の燃料が確保されているほか、燃料油タンク周辺の点検で異常は確認されておらず、発電所内のモニタリングポストや主排気筒モニターにも変化はないということだ。
 青森県内では最大震度4を観測したが、東北電力東通原子力発電所(停止中)、日本原燃六ヶ所再処理工場のいずれもプラント状態、排気筒モニター、モニタリングポストに異常は確認されていない。