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フランス政権、原子力安全規制当局の新委員長指名で検討

2018年10月1日

 フランス大統領府は9月26日、E.マクロン大統領が首相の提案に基づき、仏原子力安全規制当局(ASN)の新委員長に、フランスの認定制度を運営する非営利組織「フランス認定委員会(COFRAC)」局長のB.ドロセズック氏を指名することで検討に入ったと発表した。

 2012年11月9日の就任以来、現在のP-F シュベ委員長は、6年間の任期を務めあげ、ASN委員長の職を辞する予定。 今回の指名に関しては、フランス国民議会(下院)と元老院(上院)で公聴会が開催される。

 ドロセズック氏は、2013年からCOFRACで鉱業エンジニアとして、フランスの様々な分野の認定問題に取り組んできた。COFRACの前には、イル・ド・フランス地域の環境、エネルギー問題に関する地方局長を務め、ASNにも関係してきた経験を持つ。
 承認されれば、ドロセズック氏は、6年の任期中にフランス電力(EDF)の原子力発電所の40年を超える運転期間延長についてASNを統率することとなる。さらに、EDFのフランス国内初のEPRであるフラマンビル3号機(163万kWの第3世代PWR)の運転開始への対応と並行して、フェッセンハイム原子力発電所(90万kWのPWR2基)の永久閉鎖を履行することとなる。

 (参照情報:フランス大統領府HP、原産新聞海外ニュースほか)