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東京五輪見据え福島県産品の拡販目指すレセプション開催、食品関係者ら200名超が参集

2019年1月24日

 2020年の東京オリンピック開催を契機に福島県産食品の販路拡大を推進するレセプション「ふくしまプライド。食材博 ~ 食の交流会 ~」が1月23日、都内のホテルで開催され、食品関係者ら約220名が集まり福島の味を堪能しながら親睦を深めた。

福島県出身のフリーアナウンサー・唐橋ユミ氏(左、MC)、「農家の絆を通じ新たな福島を」と話すカトウファーム専務取締役・加藤絵美氏(中)、県内を旅する書道家・千葉清藍氏によるオープニングトーク

 福島県は、東京オリンピックの機運が高まりつつある2018年6月、県産農林水産物の消費・販路拡大を目指す「ふくしまプライド。フードアクション宣言」を発出し、首都圏の流通関連企業、小売店、ホテル・飲食店他を対象とした試食商談会や、「Jヴィレッジ」元総料理長の西芳照氏によるライブキッチンなどを開催している。また、2017年からは農産物の安全と品質を保証するGAPの認証取得日本一を目指す「ふくしま。GAPチャレンジ宣言」のもと、農業の質の向上にも取り組んでいる。
 今回のレセプションでは、内堀雅雄知事が開会挨拶に立ち、参集した来場者らに謝意を述べるとともに、県産品を用いた数々の料理を前に、「皆、素晴らしい、おいしい、品質が高い」と強調し、東京から誇りを持って食材を提供する「ふくしまプライド。」が発信されることを期待した。
 また、来賓挨拶に立った櫻田義孝五輪担当大臣は、東京オリンピックにおける飲食提供に関し、産地名の表示や生産者との交流など、高品質の食材を提供できるほどに復興した被災地域の姿をアピールする戦略について触れ、「世界に向けて魅力を大いに発信して欲しい」と呼びかけた。

福島産米を応援する「うつくしまライシーホワイト」が日本酒を振舞う

 会場内の料理の前にはいずれも多くの来場者が列をなす盛況ぶりで、全国新酒鑑評会で金賞受賞数が6年連続で日本一となった「福島の日本酒」も人気があった。

取材に応じる内堀知事、「食べて笑顔に」と福島県産食品の魅力をアピール

 記者団の取材に応じた内堀知事は、「より多くの方々に食べてもらい、PRに向けて心を一つにするもの」と、今回の福島県産食品を用いたレセプションの意義を述べた。一方で、「『メイドイン福島』というだけでネガティブにとらえられてしまう」と、国内外ともに風評被害が根強く残る現状を憂慮し、「2020年までに何としても風評を払拭したい」と意欲を示した。さらに、今後の販路拡大に向けた課題として、「パッケージやネーミング、CMなど、わかりやすく心に響くようまだ工夫が必要」と語った。内堀知事は翌24日から、県産品の輸入規制が続く香港を訪問しトップセールスを行なう。