中国広核集団(CGN)・九州電力による原子力発電所の悪天候時対策に関する会合実施協力(報告)

2021年10月12日

当協会は、中国との二国間協力の一環として、中国核能行業協会(CNEA)と協力し、中国広核集団(CGN)と九州電力との関係者による「原子力発電所における悪天候時の保全・耐性に関するオンライン会合」を9月29日に実施しました。

CGN・九州電力会合の様子

CGN・九州電力会合の様子

近年では、アジアの近隣地域における台風、暴風雨、雷雨などの異常気象は激甚化かつ頻発化しており、原子力発電所においても、その対策や安全性の強化に関する課題をもたらしています。
本会合は、このような悪天候時の対策などの経験を踏まえ、中国広核集団(CGN)の提案により、日本でも、巨大化している台風や暴風雨などに直面する機会が比較的多い九州電力との意見交換が行われることになりました。

今回の会合では、始めにCGNの趙福明(Zhao Fuming) 安全品質・環境部門長および九州電力の松崎 崇原子力発電本部原子力発電グループ長からの挨拶の後、CGNからは大亜湾原子力発電所における台風、暴風雨・雷雨への対策と耐性についての発表があり、近年発生した「マンクット」や「レキマー」と呼ばれる台風への対応、および経験についての情報を共有しました。九州電力からは、事前にCGNより提示された悪天候時の対策に関する質問事項に対し、緊急時計画、保全措置、および目視できない欠陥の調査と欠陥除去などの三つのトピックスを中心に回答が行われました。最後の意見交換では、中国関係者より九州電力に対し悪天候時の様々な対策についての質問が挙げられ、これまででは多大な被害を受けた経験のない九州電力側より独自の保全措置などについての丁寧な説明が行われました。

日本と中国の関係者間でのこのような機会を持つことにより、原子力発電所の悪天候時の今後の緊急時対策や安全対策を強化するための活発で幅広い意見交換を行うことができ、また、相互の交流を促進する大変有意義な機会となりました。

以上

お問い合わせ先:国際部 TEL:03-6256-9313(直通)

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