「日本-スペイン廃止措置セミナーおよびビジネス交流イベントを開催」

スペインからは、アントニオ・コルナド スペイン原子力産業協会(Foro Nuclear)理事長をはじめ、エンジニアリングやバックエンド部門などスペインを代表する企業5社(エンプレサリオス・アグルパドス社、エンサ社、ヌシム社、テクナトム社)が来日し、セミナーでの情報交換および個別企業同士のビジネスマッチングを実施しました。
初日のセミナーでは、スペインにおける原子力の概況や日―スペインの原子力発電所の廃止措置の取組状況と今後の展望についてそれぞれ講演がなされました。特にスペインにおける原子力の国際展開については、スペイン企業がバリューチェンを確立し、既に世界40カ国以上に進出、売上の7割が海外であること等が紹介され、同国原子力産業の国際的なプレゼンスの高さが伺えました。また現在、解体作業が進められているホセ・カブレラ原子力発電所については、施設の99%以上の除染が終了し、2018年の廃止措置完了をめざして、機器や構造物の撤去、土地の修復が着実に行われていること等が紹介されました。
2日目のビジネス交流イベントでは、来日企業5社が自社紹介を行い、日本企業に対して、それぞれの特色や強みをアピールしました。また自社紹介に引き続き行われた個別面談では、日本企業14社が参加、スペイン企業との活発なやり取りが見られました。

その後、スペイン企業一行は、中部電力㈱浜岡原子力発電所を視察しました。

以 上
お問い合わせ先:国際部 TEL:03-6256-9313(直通)