【米国の原子力政策動向】原子力ゼロエミッションクレジットの進展について
環境政策アナリスト 前田一郎
トランプ政権はオバマ前大統領の政治的遺産を軒並み否定するところから始まっている。発電部門でCO2排出量を2030年に2005年比30%削減することを目標としている「クリーンパワープラン」もそのひとつで、トランプ大統領はこれを破棄すべきであるとしている。しかしながらクリーンパワープランの重要なことは州ごとに目標を設定したという点であり、各州がそれぞれにさまざまな立法に取り組み、進展している。
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