第22回日台原子力安全セミナー・第20回日華原子力連絡会議報告書を刊行


平成20年3月

「第22回日台原子力安全セミナー・第20回日華原子力連絡会議」報告書を刊行しました。A4版、98頁。定価は4,500円。ご関心の向きはお求め下さい。
 当協会は、原子力産業の発展と安全確保の観点から、近隣諸国・地域との間で共同セミナーの開催や専門家の交流等を行っています。日台原子力安全セミナーは、当協会と台湾行政院原子力委員会、台湾電力などの共催によるもので、昭和61年より台湾と日本で毎年交互に開催しているものです。今回は、関西原子力懇談会が加わり、日本側は当協会と関西原子力懇談会の共催で行いました。セミナーは平成19年11月14日〜16日、福井県敦賀市で開催され、台湾代表団は、セミナーに先立ち若狭地域にある関西電力の原子力施設等を訪問しました。
 本報告書は、セミナーおよび施設訪問の概要をまとめるとともに、台湾の原子力開発状況等を参考資料として添付していますので、台湾の最近の原子力事情を理解する格好の資料としても有益です。

報告書の主な内容は次のとおりです。

・第22回日台原子力安全セミナー・第20回日華原子力連絡会議プログラム
・セミナーの概要
 −開会挨拶、来賓挨拶
 −特別講演「原子力安全システム研究所における高経年化研究について」
 −特別講演「核能研究所における放射性医薬品の研究開発の現状と展望」
 −代表者報告「日本の原子力発電の現状」
 −代表者報告「台湾の原子力の現状と展望」
 −各セッションの講演と意見交換:
「原子力発電所の耐震問題」、「原子力発電所の建設経験」、「放射性廃棄物問題をめぐる理解獲得活動」、「安全管理と安全文化」、「原子力発電所の高経年化対策」、「原子力発電所の運転・保守・管理情報の共有」、
 −その他「若狭湾エネルギー研究センターの活動紹介」、「学生ポスターセッションと参加者
  代表と学生の討論」
 −閉会挨拶
・施設訪問
 −関西電力施設
・参考資料
 −台湾の原子力開発の現状
 −台湾の原子力関連施設地図

問合せ先:日本原子力産業協会 国際部 Tel:03-6812-7109(代表)

以上