第31回日韓原子力産業セミナー原産協会代表団への参加募集のご案内


 当協会は、韓国原子力産業会議との共催で、両国の原子力産業の交流を促進するため、1979年より日韓交互に原子力産業セミナーを開催しております。このたび第31回日韓原子力産業セミナーを11月7日(月)、8日(火)の両日、韓国・ソウル市で開催することとなり、当協会では、セミナー参加および原子力関連施設を訪問する原産代表団を編成・派遣する運びとなりました。

 韓国は現在、21基、合計出力1,871万kWの原子力発電所を運転し、2000年以降、毎年90%台の設備利用率を誇る優れた運転実績を維持しております。また、2009年末にはアラブ首長国連邦(UAE)へ原子力発電所4基の輸出に成功し、更に世界の新規原子力プラントの20%を韓国が担うという壮大な目標を掲げて取り組んでおります。

 一方、我が国においては、3月の東日本大震災に伴い福島第一原子力発電所の事故が発生し、事故の収束と被災者の救援、被災地域の復旧・復興に全力を挙げて取り組んでいるところです。福島事故は、国際社会にも大きな影響を与えており、その経験と教訓を各国で共有し、より一層安全な原子力発電利用の社会を構築していかねばなりません。

 このような状況を踏まえ、第31回日韓原子力産業セミナーは、福島事故を中心に、相互に有益な意見交換を図ります。また、セミナー後は、テクニカルツアーとしまして、韓国原子力研究所、韓国原子燃料社、韓国原子力大学(KEPCO-INGS)、最新の新古里原子力発電所、斗山重工業 昌原工場を訪問致します。

 つきましては、日韓双方の専門家が情報交換および率直な意見交換を行う本セミナーへ貴社からのご参加を賜わりたく、ご案内申し上げます。

参加要項 (PDF, 104KB)
 ・韓国訪問日程(案) (PDF, 123KB)
 ・プログラム案 (PDF, 132KB)
 ・参加申込書 (MSWORD, 34KB)

以上

お問い合わせは、国際部(03-6812-7109)まで