当協会は台湾との間で原子力安全に係わる情報・意見の交換ならびに相互理解と交流を促進するため、1986年以来、台湾原子力委員会をはじめとする関係機関との共催により、「日台原子力安全セミナー」を日本と台湾で年1回、交互に開催しております。また、関西原子力懇談会では、1984年以来「日華原子力連絡会議」をほぼ毎年開催し、相互の交流を図っております。

　本年は、日本側は当協会と関西原子力懇談会との共催で、「第22回日台原子力安全セミナー・第20回日華原子力連絡会議」（仮称）として、11月14日（水）〜16日（金）の3日間、関西電力大飯発電所、原子力研修センターの見学と福井県敦賀市でのセミナーをあわせて実施いたします。セミナーでは原子力発電所の耐震問題、原子力発電所の建設経験、放射性廃棄物問題をめぐる理解獲得活動、安全管理と安全文化などについて発表、討論、質疑応答などを行います。

　セミナープログラム、運営全般については、日台セミナー準備委員会（委員長：森本浩志　関西電力�且謦�役副社長、関西原子力懇談会会長）、日華原子力連絡会議（委員長：宮�ｱ慶次　大阪大学名誉教授）にてご検討いただいております。

　台湾からは、台湾原子力委員会 黄慶東副委員長を団長に、台湾電力公司、台湾核能研究所などから22名の代表団が来日し、セミナーへ参加する予定であります。

　日本、台湾の多くの専門家が参加する本セミナーを、日台の情報・意見交換の場として活用していただきたく、多くの方々の参加を募集しております。つきましては、別紙「開催案内・参加者募集」をご覧の上お申し込み下さい。