[JAIF] 原子力情報

USDOE 報告書『原子力:21世紀の政策と技術』(仮訳)について

 

 米国エネルギー省(DOE)の原子力諮問委員会(NEAC)は11月12日、次期政権に原子力の積極推進を勧告するための報告書『原子力:21世紀の政策・技術』を公表しました。

 当協会で、そのエグゼクティブサマリー(要旨)の仮訳を作成しましたので、ご紹介します。
 USDOE 報告書『原子力:21世紀の政策と技術』エグゼクティブサマリー(仮訳) pdf(PDF、198KB)

 なお、全文(仮訳)は、会員ホームページで掲載しています。
 USDOE 報告書『原子力:21世紀の政策と技術』全文(仮訳) pdf(PDF、667KB)

 この報告書は、原子力がエネルギー供給保証や環境保全、核不拡散に与える影響と役割について、政治的および技術的側面から検証するとともに、新政権がDOEに対して、米国がユッカマウンテン計画も含めた原子力計画を継続し、国際的なリーダーシップを発揮するためにグローバルなアプローチを取ることの重要性を訴えたものです。

 1998年に設置されたNEACはW.マーチン元DOE副長官を委員長に、ノーベル賞受賞者を含む著名な科学者や原子力分野の学識経験者、連邦政府の官僚、および産業界リーダーなどが参加しています。
 日本人としては唯一、当協会担当役の植松邦彦・元OECD原子力機関事務局長がこの報告書の作成に参画しました。

 報告書原文は、以下をご参照下さい。
 http://www.ne.doe.gov/pdfFiles/rpt_NEPoliciesTechnologyfor21stCentury_Nov2008.pdf

以上

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