[JAIF] ロシアの原子力産業の動向に関する講演会
“Russian Nuclear Agenda 2008: International Cooperation Challenge”のご案内

ロシアの原子力産業の動向に関する講演会
“Russian Nuclear Agenda 2008: International Cooperation Challenge”のご案内

 ロシアでは、近年の経済成長を背景に、エネルギー・電力需要が増大し続けており、政府が2030年迄に新たに40基の原子力発電所の建設構想を表明するなど、原子力ルネッサンスの渦中にあります。それに併せ、ロシアでは大規模な組織再編も進められ、昨年12月に国営企業「ロスアトム」を設立する法案にプーチン大統領が署名し、その下に民間原子力利用企業を統括した「アトムエネルゴプロム」が設置、関連組織が創設されるなど、組織の基盤も整備されつつあり、海外企業との技術提携等も具体的に検討、実施され始めています。

 2006-2007年が、ロシアの原子力産業発展のため、その組織体制確立に主眼が置かれたのに対し、2008年は、原子力をとりまく環境がグローバル規模で激動する中、ロシアの原子力産業界が国内外で直面する課題を解決するため、海外提携等に代表される対外的な政策をより強力に推進することを目標にしています。

 この状況を踏まえ、当協会は、ロシアとの原子力ビジネスに携わる方に必須の最新情報を紹介する講演会を、ロシアの総合戦略研究所(ICSS)のアレクセイ A.カリーニン副所長 兼 モスクワ大学経営大学院教授の協力を得て、急遽、企画しました。

 ICSSは、産業分析を含む国家経済及び社会発展の問題に関する政策研究を行う目的で、2001年にモスクワに設立されたシンクタンクであり、電力・原子力産業の研究に取り組むととともに、産業界との長期的パートナーシップを模索しており、過去にも数度、当協会で、ロシアの原子力産業の改革の方向性について講演・懇談をする等、精力的に活動をしています。

 依然として不明な部分も多い、ロシアの原子力産業再編の最新の状況と展望、大規模な開発計画を実行する上での課題、それを解決するための海外企業との提携等の戦略について理解を深め、今後の日ロ協力の可能性・発展等について意見交換する好機であると考えますので、貴社・機関から関係の方々のご参加を賜りたくご案内申し上げます。

1.日 時:平成20年1月28日(月)午後2時〜5時

2.場 所:航空会館 501会議室(5階)
  東京都港区新橋1−18−1(地図参照) 電話(03)3501−1272

3.発表内容(案):
(1)ロシア原子力関連機構改革の現状と展望−法的基盤、目的、対策、期間、連邦特別プログラム
(2)ロシア原子力産業の現状−原発建設プロジェクト、イノベーション、海外輸出戦略等
(3)ロシア原子力産業の課題−外国製製品(コンポーネント、ユニット、システム)のロシア原子力市場への参入の現状、海外企業との提携について

4.開催方式:講演と質疑応答。ロシア語−日本語の逐次通訳付

5.参加費用:10,000円(税込)
(カリーニン氏招聘費、会場代、通訳代、資料代として)
       当日、会場で支払願います。領収書を発行いたします。

お手数ながら、参加申込みは、1月25日(金)までに、添付のFAX送信紙にてファックスにてお願いいたします。誠に勝手ながら、会議室の収容人数になり次第、締め切らせていただきます。なお、お申込み後、受付印を押して返信いたしますので、当日、ご持参くださいますようお願い申し上げます。

(本件連絡先):(社)日本原子力産業協会 国際・産業基盤強化本部 桜井/中杉
        〒105-8605 東京都港区新橋2-1-3 新橋富士ビル5階
        電話:03-6812-7144 FAX:03-6812-7110

以 上


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