原子力機構と長岡技術科学大が遠隔操作技術で協力

2015年5月1日

 日本原子力研究開発機構と長岡技術科学大学は4月30日、遠隔操作技術に関する研究協力で覚書を締結した。本覚書に基づき、福島第一原子力発電所の廃炉加速に向け、災害対応ロボットのシステム安全研究を行う長岡技術科学大学の知見と、原子力機構が昨秋福島県内に開設した「楢葉遠隔技術開発センター」の試験施設を有効活用し、人材交流も促進していく。
 長岡技術科学大学からは、原子力システム安全専攻の小川徹教授が、昨夏文部科学省が公表した廃止措置研究加速プランに産学官連携で取り組む「廃炉国際共同研究センター」のセンター長に就任している。