大林組他、「きぼう」で先端材料の宇宙環境ばく露実験
大林組は5月11日、静岡大学などと共同で、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」を利用して、航空宇宙産業向け先端材料の宇宙環境ばく露実験を開始すると発表した。実験では、カーボンナノチューブの建設材料としての可能性を探るため、試験体を1~2年間宇宙環境に置いて、放射線に対する耐久性などを検証し、今後の技術開発に資する。地上試験ではできない各要素が複合的に影響する環境下での評価を行うのがねらい。第1回目の試験体は、4月に打ち上げられている。
大林組は5月11日、静岡大学などと共同で、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」を利用して、航空宇宙産業向け先端材料の宇宙環境ばく露実験を開始すると発表した。実験では、カーボンナノチューブの建設材料としての可能性を探るため、試験体を1~2年間宇宙環境に置いて、放射線に対する耐久性などを検証し、今後の技術開発に資する。地上試験ではできない各要素が複合的に影響する環境下での評価を行うのがねらい。第1回目の試験体は、4月に打ち上げられている。