川内1、2号機、新規制基準適合性審査が完了
原子力規制委員会は5月27日、新規制基準適合性審査で、九州電力川内原子力発電所の保安規定変更を認可した。川内1、2号機の審査については、2013年7月8日の新規制基準施行日に、原子炉設置変更許可、工事計画認可、保安規定変更認可が一括して申請された。2014年9月に両機とも原子炉設置変更許可を受け、1号機は2015年3月に工事計画認可を得た。2号機は5月22日に工事計画認可を得たところで、今回の保安規定変更認可により、川内1、2号機は全国で初めて、再稼働前に必要な審査が完了したこととなる。