規制委有識者会合、志賀原子力発電所敷地内に活断層を指摘

2015年5月14日

 原子力規制委員会の有識者会合は5月13日、北陸電力志賀原子力発電所の敷地内破砕帯評価について、4名の専門家が意見を述べ、論点となっていたS-1破砕帯、S-6破砕帯の活動性が指摘されるなどした。
 志賀発電所の敷地内破砕帯評価については、2014年2月の規制委員会による現地調査を踏まえた指摘事項を受けて、北陸電力は追加調査を実施し、S-1破砕帯、S-6破砕帯ともに、新規制基準で定める「後期更新世(約12~13万年前)以降の活動」は認められないなどと主張してきている。