高経年炉5基が廃止へ 敦賀1、美浜1、2号機など
日本原子力発電の敦賀1号機、関西電力の美浜1、2号機の廃炉が17日に決定し、両社よりそれぞれ立地自治体の福井県に報告がなされた。新規制基準を踏まえた安全対策工事に伴う追加設備投資、工期や、会計関連制度措置の成立などを勘案して判断に至ったもので、今後は、安全かつ円滑な廃止措置作業を進めていくこととしている。【中略】
また、翌18日には、中国電力島根1号機、九州電力玄海1号機の廃炉が決定し、これで運転開始から40年に達する高経年炉7基の取扱い(5基廃炉、2基運転延長)が決まった。
(3月19日号掲載)