[原子力産業新聞] 1999年11月18日 第2013号 <2面>

[廃棄物シンポ] 千葉と柏崎をTVで結び廃棄物シンポジウム

12月に科技庁

科学技術庁は12月18日、「放射性廃棄物シンポジウム」を千葉市の幕張メッセと新潟・柏崎市の中央地区コミュニティーセンター2会場で、両者をテレビ会議システムで結んで行うこととし、傍聴者とパネリストを募集している。これは、高レベル廃棄物処分を始めとする、発電や放射線利用などの原子力活動に伴うバックエンド問題への取リ組みについて、国民の理解を求めていくために昨年度から行われてきたもので、今年度は広島、青森、鹿児島で開催されたほか、3月に福島で開催された際には、会場の模様が、東京のPR施設にテレビ中継されたこともある。

今回は2会場での同時開催となるため、コーディネーターとして土屋佳子氏(フリーアナウンサー)と阿部智子氏(同)の2名を迎え、原子力委員会部会のメンバーと開催地域居住のパネリストらによる討論を行う。パネリストのうち2名は公募により選定する。問合せは、放射性廃棄物シンポジウム事務局(電話 O120-461-255)まで。


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