[原子力産業新聞] 1999年11月25日 第2014号 <3面>

[中国] 核融合技術が世界の先進水準に

【成都11月14日発 新華社=中国通信】
中国の核工業集団公司は14日、核融合実験装置「環流器新1号」の実験成果を評価した結果、中国の核融合制御研究は既に世界でも先進的な水準に達したとの考えを示した。

環流器新1号は中国核工業西南物理研究院が95年に完成させた装置。5年間に渡る実験で、プラズマ電流、コンピューターによるプラズマ変移フィードバック制御および多くの先進的な壁処理技術からなる不均質・再循環制御によって安定した放電が保証され、320キロアンペアで持続時間4秒のプラズマ電流値を達成した。また、同装置には世界で初めて超音分子束注入の材料投入技術が導入され、高密度の放電やプラズマの閉じ込めなどの改善に新たな手法が提供されたとしている。


Copyright (C) 1999 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM,INC. All rights Reserved.