[原子力産業新聞] 1999年11月25日 第2014号 <4面>

[電源地域振興センター] 電気のふるさとじまん市を開催

40道府県から出品、3日間で13万人来場

電源地域振興センター(箕輪哲理事長)は19日から21日までの3日間、千葉市の幕張メッセで第10回「電気のふるさとじまん市」を開催した。

この催しは、電源地域市町村の特産品の展示・即売や郷土芸能、観光PRなどを通して電源地域への理解を深めてもらい、その産業振興を図るとともに、首都圏の人々に電気の重要性について再認識してもらう目的で毎年開催しているもの。今回は、40道府県210市町村から約3,500品目の特産品が出品。3日間で13万人を超える来場者があり、全国の名産品や普段手に入らない珍しい品々を購入する人々で賑わった。

期間中は、ゲームやクイズなど楽しみながら電気の大切さを学ぶ「エネランド」や工芸品を実際に製作できる「ふるさと手作り体験館」、青森県・六ケ所村出展の「イカすくいにチャレンジ」など来場者参加型のコーナーが数多く企画された。その他、会場内に設けられた「じまんステージ」では、青森県・東通村の『能舞』、六ヶ所村の『新山権現舞』、愛媛県・伊方町の『堂々囃子』など17市町村の郷土芸能が披露され、ステージ前に集まった多くの観客から喝采を浴びていた。


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