[原子力産業新聞] 1999年12月23日 第2018号 <3面>

[リトアニア] 原発のY2K対策を完了

リトアニアの原子力規制当局(VATESI)は16日、同国唯一の原子力発電所であるイグナリナ発電所(各150万キロワット、RBMK2基)で2000年問題(Y2K)への対応準備が完了したと発表した。

今年初頭からY2K対策に取りかかった担当チームはコンピューターに精通した専門家やゴーディネータら29名で構成。重要な機器が誤って評価され、改造される可能性や外部からの作業ミスがないよう、安全操業を確保するための偶発事故対策を施したほか、放射線測定部位で使われているソフトウェアのように潜在的にY2K問題に係わりがあると見られるシステムについても万全の措置が取られたとしている。

また、これらの作業はすべて国際原子力機関(IAEA)の勧告に基づいて行われており、原子炉の安全な停止あるいは起動に直接関係するすべてのシステムで対策が完了。西暦の切り替え時には原子炉の出力を下げ、2基の原子炉それぞれに特別の専門家を待機させる計画だ。


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