[原子力産業新聞] 2000年1月20日 第2021号 <3面>

[中国] フラマトム社と原子力協力

【上海12月16日発新華社=中国通信】
上海自動化計器有限公司(株)は先月、国際的な原子力安全基準を達成し、原子力施設の国産化率を高めていくためにフラマトム社と協力取決めを結んだと発表した。

取決め調印のために訪中していたフラマトム社のP・ラボジェ上級経営責任者は「上海自動化計器公司は当社が国際的な原子カ安全基準にもとづいて支援する最初の中国企業。同公司の設備の安全実験面に協力することになっており、2年後には輸入品に換えて広東省第三の大型原子力発電所に使用することも可能になるだろう」と語った。

上海市原発弁公室の銭惠敏主任も「中国の原発の国産化率を高め、建設コストを下げ、炉寿命を80年の国際水準に近づけるためには、国内の関連メーカーが協力を強化するとともに、外国企業が中国に対する技術輸出と生産投資を増やすよう戦略変更することが必要だ」と述べた。


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