[原子力産業新聞] 2000年2月3日 第2023号 <4面>

[ロシア原子力省] 日本で初めての「ロシア原子力平和利用展示会」

 ロシア通商代表部によると、ロシア原子力省は3月22日から25日までの4日間、東京都港区・高輪のロシア通商部会議室で我が国では初めての「ロシア原子力平和利用展示会」を開く。

 展示会にはロシア原子力省傘下の研究所、企業、公団が出展を予定しており、ロシアから原子力省のイワノフ第1次官ら40名を超す関係者が来日し、展示会に並行して講演会、説明会を行う。

 ロシアは原子力開発に長い歴史を持ち、発電所ばかりでなく、ウラン濃縮や再処理などの燃料サイクル、廃棄物管理、高速炉、原子カ船、核融合等の分野で独自の技術開発を進めており、また最近では、西側諸国が資金を拠出してロシア国内の優秀な研究技術者らと共同で最新の技術も開発していくプロジェクトも進めるなど注目されている。

 今回は、これらの技術を日本の関係者に理解してもらうための初の展示会。多数の来場を期侍している。

 入場は無料。展示会はロシア大使館とロシア通商代表部が協賛。問合わせはロシア通商代表部(電話03−3447−3281)


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