[原子力産業新聞] 2000年3月23日 第2030号 <1面>

[三菱重工・韓国重工] 設備供給契約を締結

 三菱重工業は3日、朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に供与する軽水炉の建設を担当する韓国重工業との間で、関連設備の供給契約を締結した。

 日本企業として、KEDO事業へ正式参加するのは三菱重工業が初めてであり、納入するのは、原子炉圧力容器蓋、加圧器、燃料ラックなど。

 調印式に引き続き、3月15日からは具体的な作業を行う為のキックオフ会議が三菱重工業と韓国重工業との間でソウルにて開始され、本格的な工事への取り組みが始まっている。

 ソウルの韓国重工業本社で行われた契約調印式には、寺田輝介駐韓大使、張韓国KEDO担当大使、尹永錫韓国重工業社長、三宅三菱重工業取締役らが出席した。


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