[原子力産業新聞] 2000年4月6日 第2032号 <1面>

[原産] 26日から原産年次大会

 日本原子力産業会議は26日から28日の3日間、第33回原産年次大会を東京千代田区の東京国際フォーラム(26、27日)と茨城県東海村の東海文化センター(28日)で開催するにあたって、一般市民の参加を呼びかけている。

 今年は森島昭夫・地球環境戦略研究機関理事長が大会準備委員長を務め、「信頼される原子力を、今ここから」を基調テーマとして、エネルギー・原子力開発利用に関する議論やJCO臨界事故を受けて、東海村の村民らを含め今後の原子力のあり方等について意見交換を行う。

 プログラムは初日午前の開会セッションに続き、午後からはセッション1(後半)での海外の代表者らによる招待講演、2日目はセッション2「再編進む海外の原子力産業」、セッション3「若手政治家討論――これからのエネルギー政策をどう構築するか」、最終日は東海村に会場を移し「東海大会――JCO事故から再出発:東海村の将来展望」を予定している。

 一般市民が参加できるのは、初日の午後のセッションから最終日の東海大会まで。参加費は1500円(ただし東海大会のみの参加は無料。東京―東海間の交通は各自で手配。28日昼の東海会館での立食懇親会は無料)。200名程度の参加者を募集(応募者多数の場合は抽選)。

 参加申込みは官製ハガキ、FAX、電子メールのいずれかで「一般市民枠」参加希望と明記し、氏名、住所、連絡電話番号、職業および東海大会の参加の有無を記入して申込むこと。締切りは17日(月)まで。(なお、産業界に直接籍がある、または原子力関係事業に直接携わっている人の応募は遠慮願っている。)

 申込み・間合せ先=日本原子力産業会議・政策企画本部「一般市民参加」係、郵便番号105−8605東京都港区新橋1−1−13東新ピル6階(電話03−3508−7927〔直通〕、2411〔代表〕、FAX03−3508−2094、電子メールpublic@jaif.or.jp)まで。


Copyright (C) 2000 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.