[原子力産業新聞] 2000年4月6日 第2032号 <1面>

[サイクル機構] U鉱床譲渡で初の対価受領

 サイクル機構は3月31日、旧動燃が91年に海外ウラン資源開発(OURD)に移転していたカナダのミッドウエスト鉱床権益について、同社から初年度分の譲渡対価支払い(約2200万円)を同28日に受けたことを明らかにした。

 旧動燃から同鉱床の権益15%を譲渡されたOURDは、その後その一部を近隣の仏コジェマ社等が所有するマックリーンレイク鉱床権益の一部と等価交換し、共同開発することになった。今回の対価支払いはこのマックリーンレイクが今年操業段階に入ったことによるもの。

 同機構ではOURDから15年間かけて合計約1900万カナダドルの譲渡対価を受け取ることになっている。


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