[原子力産業新聞] 2000年4月6日 第2032号 <2面>

[サイクル機構] 岐阜大学院と覚書

 核燃料サイクル開発機構は3月27日、これまでの地質学関係での研究協力をさらに強化させ、学術・科学技術の発展に寄与するよう岐阜大学大学院工学研究科と覚書を締結した。

 サイクル機構の東濃地科学センターでは既に96年度以来、同大から地震フロンティア研究に携わる人材の派遣を受けるほか、逆に講師としての職員派遣や学生の現場見学受け入れなどによる交流を行ってきている。

 両者は今回の覚書交換を受けて、さらに研究協力を推進するために、共同・委託研究の実施、人材交流・育成、情報交換などについて、具体的に協議・検討していくこととしている。

 なお、機構ではこれまで北大、茨城大、東工大、九大などとも協力覚書を交換している。


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