[原子力産業新聞] 2000年6月8日 第2041号 <2面>

[電力人事] 電力各社新役員人事内定

 電力各社は相次いで新役員人事を内定した。今月末までに開催予定の株主総会後の取締役会で正式決定する。

 北海道電力は、戸田一夫取締役相談役と関谷政利常務取締役の退任を内定した。

 東京電力は石毛克政、白土(しらと)良一・両常務の副社長昇格と井川正克取締役、二見常夫取締役の常務昇格を内定した。また、白川進顧問、服部拓也原子力計画部長、松村勝理事営業部長の3氏を新任取締役に選任した。

 小木曽政助常務、安藤豪敏取締役は外門一直取締役は退任し、小木曽、外門・両氏は同社顧問に、安藤氏は(社)日本経済調査協議会の専務理事にそれぞれ就任の予定。また、臼島伊佐美副社長は取締役となり、電気事業連合会副会長に就任の予定。

 中国電力は、新任取締役に岡田吉種理事・原子力本部原子力管理部長と松本喜一郎理事・原子力立地推進本部島根立地調査事務所長を内定した。また、新任監査役には高田耕平知事・経済研究センター所長を選任した。退任する板谷晃常務は水島共同火力社長に、土井敏詳常務は福山共同火力社長に、和気氣清孝監査役は中電工業社長にそれぞれ推薦が予定されている。

 四国電力は、新任取締役に千葉昭支配人企画部長を内定した。今岡幹典取締役・情報システム部長は退任し、四国計測工業常務に選任される予定になっている。

 九州電力は、奥井洋輝取締役・事業開発部長の常務昇格と、岡本克己常務の常任監査役就任を内定した。また、新任監査役に前田昌三理事が就任の予定。松尾和宣取締役、徳田f取締役、田浦卓取締役と大園繁治監査役、五嶋皓洋監査役は退任する。

 電源開発は、中垣喜彦常務の副社長昇格を内定した。また、新任取締役に布施和夫審議役、大野正道火力部長、濱輝雄原子力部長、岩下修大間原子力建設準備事務所長、田中正昭企画部長、宮下克彦火力建設部長と、社外から関西電力専務の山崎吉秀氏および安田火災海上顧問の並木徹氏の8名を内定した。山崎氏は副社長に就任する予定。新任監査役には高橋美雄取締役と前日銀総裁の松下康雄氏を選任した。幸田英雄副社長、舟喜偕雄副社長、土田春雄常務、酒井敏充常務、吉澤均常務と、隈河吉宏取締役、金沢紀一取締役および瀧哲哉監査役、長岡實監査役は退任する予定。

 日本原子力発電は、新任取締役に、日本政策投資銀行顧問の今井穰氏と平井啓詞理事・開発計画本部副本部長を内定した。今井氏は常務取締役に就く予定。山崎亮吉常務は常任監査役に選任された。退任する塩田星司常務は同社顧問に、浜崎一成常任監査役は同社最高顧問にそれぞれ就任の予定。


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