[原子力産業新聞] 2000年6月29日 第2044号 <1面>

[科技庁人事] 原子力局長に中澤氏

担当審議官は小中氏

科学技術庁は、科学審議官に池田要研究開発局長、原子力局長に中澤佐市長官官房審議官(原子力局担当)の昇格、原子力局担当長官官房審議官に小中元秀同審議官(研究開発局担当)を充てるなど一連の幹部人事を内定し、30日付けで発令する。

 加藤康宏事務次官、大熊健司長官官房長、今村務原子力安全局長は留任する。興直孝原子力局長は科学技術振興局長に、また結城章夫科学審議官は研究開発局長に移る。

 中澤佐市原子力局長(なかざわ・さいち)71年東大法学部卒、通産省入省、89年エネ庁長官官房企画調査課長、97年中小企業庁計画部長、98年科技庁長官官房審議官(研究開発局)、99年同審議官(原子力局)。53歳。

 小中元秀審議官(こなか・もとひで)73年京大大学院工学研究科修士課程修了、科技庁入庁、89年研究開発局ライフサイエンス課長、92年原子力局原子力開発機関監理官、2000年1月科技庁審議官(研究開発局)。51歳。

エネ庁次長に林氏

 通産省は、大臣官房審議官(産業政策局担当)の林洋和氏を、資源エネルギー庁次長とする人事を発表した。30日付けで発令される。

なお、現エネ庁次長の日下一正氏は、環境立地局長に異動となる。


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