[原子力産業新聞] 2000年7月13日 第2046号 <4面>

[医用原子力財団] 19日、東京で「研究助成総合報告会」

 医用原子力技術研究振興財団(森亘理事長)は19日午後1時から、「2000年度医用原子力技術に関する研究助成」贈呈式および「99年度同助成総合報告会」を東京都港区虎の門の日本消防会館で開催する。

 同研究助成は、基礎的研究とともに診断技術や治療技術に関する研究開発ならびに薬剤等の研究開発に携わる若手研究者を助成・支援するもの。今年度は、@放射線治療精度の高度化に関する研究A画像融合技術の高精度化に関する研究B標識薬剤の開発と応用に関する研究−の3件をテーマに、5名が研究助成対象著に選ばれた。

総合報告会では、辻井博彦放医研放射線障害医療部長が「臨界事故に対する緊急被曝医療について」と題して特別講演するほか、血管内照射の基礎的研究やがんの微細構造画像化、熱外中性子療法に関する研究報告が行われる予定。


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