[原子力産業新聞] 2000年7月27日 第2048号 <2面>

[訃報] 藤原一郎氏が死去

元通産事務次官、元電源開発社長 (現顧問) の藤原一郎 (ふじわら・いちろう) 氏が18日午前5時、急性心不全のため東京都世田谷区奥沢2−44−14の自宅で死去した。78歳。通夜と葬儀・告別式は20日、21日にいずれも東京都文京区大塚の護国寺桂昌殿で執り行われた。喪主は妻・裕子 (ひろこ) さん。

藤原氏は1948年に東京大学法学部を卒業、翌年商工省に入省した。大臣官房審議官、官房長、通商政策局長などを歴任し、81年に事務次官に就任。82年に退官した後、83年に電発の副総裁に就き、86年初代社長に就任した。91年から現職。また86年から91年まで原産会議常任理事を努めた。


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