[原子力産業新聞] 2000年8月10日 第2050号 <3面>

[IAEA] アイリッシュ海に放射線モニターを配備

国際原子力機関 (IAEA) は2日、英原子燃料会社 (BNFL)・セラフィールド施設からの廃液放出による海水の放射線レベルとセシウム137の濃度を計測するため、英国-アイルランド間の海域であるアイリッシュ海北西部に実験用モニタリング・ブイを配備したと発表した。

このモニタリング計画はアイルランド放射線防護協会 (RPII)および北アイルランド環境遺産サービスの協力により実施されているもの。潮流速度や海水温度および塩分濃度などのパラメータも得られるよう、ブイには物理化学計測機器が取り付けられているが、これらはノルウェイのオセアノル社がモナコにある IAEA の海洋環境研究所 (MEL) と共同で開発した。

計測は12か月間毎日行われ、データはブイから衛星を経由して MEL に送られるほか、さらにダブリンにある RPII の研究所にも中継されることになっている。


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