[原子力産業新聞] 2000年9月7日 第2053号 <2面>

[中国電力] 通産大臣に島根3増設で環境評価書を届出

中国電力は8月31日、同社が計画している島根原子力発電所3号機 (ABWR、137万3,000kW、2010年3月運開予定) の増設にあたり環境影響評価書を通産大臣に届け出た。

施行された「環境影響評価法 (環境アセスメント法)」に沿い、立地地点周辺の環境影響調査の結果をとりまとめた環境影響評価書について、島根県知事の意見や通産大臣の勧告を踏まえて提出されたもので、同法に基づく対象事業実施区域、工事中の産業廃案物などの新規項目を準備書に盛り込んだ構成となっている。今後、通商産業大臣の審査を受け、その結果について通知を受けた後、関係自治体に評価書を送付するとともに公告及び縦覧することとなる。


Copyright (C) 2000 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.
Copyright (C) 記事の無断転用を禁じます。