[原子力産業新聞] 2000年9月28日 第2056号 <3面>

[ベルギー] 原子力学会−来月国際プル会議を開催へ

ベルギー原子力学会 (BNS) は来月9日から11日まで、将来のプルトニウム管理について議論する国際会議「プルトニウム2000」をブリュッセルで開催する。

後援団体は欧州原子力学会 (ENS)、米原子力学会 (ANS)、ロシア原子力学会、および日本原子力学会。長期間にわたる使用済み燃料の再処理や核兵器国による近年の核解体決定からプルトニウムの在庫量が増加しつつあり、その利用や管理方法の決定いかんで将来の発電オプションにも大きな影響が及ぶ。こうした背景に鑑み、同会議では各国の原子力産業界の代表や専門家、政策立案担当者らが今後のプルトニウム管理のあり方について討論する予定。セッションおよびパネル討論の具体的な議題としては、「プルに対する一般市民の認識」、「民間のプル・サイクル」、「余剰兵器級プルの管理」などが用意されている。

登録料は通常950ユー口 (8万7,400百円) だが、後援の各学会会員は850ユー口。詳細問い合わせは、電話 +32-2-774-05-38、FAX +32-2-774-06-14、電子メールでは Pu2000@belgonucleaire.be まで。


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