[原子力産業新聞] 2000年11月2日 第2061号 <3面>

[ロシア] ロストフ1、今月中に燃料装荷

ロシア原子力学会およひ原子力公社 (Rosenergoatom) が先月中旬に伝えたところによると、ウクライナとの国境近くのヴォルガドンスクで建設中だったロストフ原子力発電所1号機 (100万kW、VVER) で機器やシステムのコールド試験が始まっており、今月24日にも燃料の装荷か開始されることになった。

同発電所の建設工事はチェルノブイリ事故などの影響で作業が一時中断したことから、最終的に20年という歳月が費やされた。コールド試験後は直ちにホット試験を開始する予定。同国で新規の原子炉が起動するのは93年のバラコボ4号機 (100万kW、VVER) 以来、7年ぶりとなる。


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