[原子力産業新聞] 2000年12月7日 第2066号 <1面>

[省庁再編] 原子力委員会、新委員長に藤家氏

中央省庁再編に伴い、来年1月6日に発足の内閣府に移行することが決まっている原子力委員会の委員長に、藤家洋一原子力委員長代理が就任することとなった。

11月30日の衆院本会議、ならびに今月1日の参院本会議で、新しい原子力委員会の委員長と4名の委員が承認されたもの。1月6日に正式に発令される。

従来、原子力委員長には科学技術庁長官を充てることが法律で定められていたが、今回の再編にあたり、新原子力委員長は国務大臣が兼任しないこととなった。

今回新たに原子力委員に任命されたのは、竹内哲夫日本原燃社長ならびに森嶌昭夫地球環境戦略研究機関理事長の2名。

遠藤哲也氏と木元教子氏は留任するとともに、依田直氏は退任する。

なお、常勤委員は藤家氏、遠藤氏、竹内氏の3名。木元、森嶌の両氏は非常勤での委員就任となる。


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