[原子力産業新聞] 2001年2月22日 第2076号 <6面>

[原安協] 低線量影響でシンポ開催へ

原子力安全研究協会は3月12日午後1時半から、「第12回原安協シンポジウム」を東京・千代田区平河町の都市センターホテルで開催する。今回は「低線量健康影響について−疫学のアプローチ」をテーマに、講演やパネル討論を行う。

同シンポジウムの第1部では、「世界の原子力関連産業従事者のがん疫学論文を要覧して」(細田裕放影協研究参与)、「国内外における放射線作業者の疫学調査の意義」(秋葉澄伯鹿児島大教授)、「中国の高バックグラウンド地域における疫学調査について」(菅原努体質研究会理事長) −の3件の講横を予定。第2部では、菅原体質研究会理事長を座長に、低線量健康影響についてパネル討論を行う。パネリストは第1部で講演を行う細田氏、秋葉氏のほかに、村田紀放影協放射線疫学調査センター長、久保寺昭子東京理科大教授、久住静代放影協放射線疫学調査センター審議役を予定している。

参加費は2千円 (資料費含む)。事前の参加登録はせず、当日受付にて登録する。但し、定員を超えた場合、入場できない場合があるとのこと。

問合せは、同協会 (電話 03-5470-1986) まで。


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