[原子力産業新聞] 2001年3月15日 第2079号 <2面>

[使用済み燃料] 六ヶ所へ、伊方・川内から使用済み燃料を搬入

青森県・六ヶ所村の日本原燃再処理工場への第4回目の搬入作業が6日午後、無事に終了した。

今回運び込まれたのは、四国電力の伊方原子力発電所および、九州電力川内原子力発電所分で発生した使用済み燃料 (PWR 燃料集合体) 合計約30トンU。専用の輸送容器5基に収納された状態で、輸送船「六栄丸 (約 5,000トン)」からむつ小川原港に陸揚げされた後、国および県などの所定の検査を受け、陸上輸送を開始。午後4時までに作業を終了した。

日本原燃では国内の原子力発電所から、今年度中に合計約97トンUの使用済み燃料を搬入することを予定しており、今回の輸送が今年度では最後となる。


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