[原子力産業新聞] 2001年3月15日 第2079号 <4面>

[日本原子力学会] 27日から学会春の大会開催

日本原子力学会は27日から29日までの3日間、「2001年春の大会」を東京都世田谷区玉堤の武蔵工業大学で開催する。

同大会では、(1) 総論 (2) 放射線工学と加速器・ビーム科学 (3) 核分裂工学 (4) 核燃料サイクルと材料 (5) 核融合工学 (6) 保健物理と環境科学−の6分野の応募発表と、招待講演「ナノテクノエロジーの現状と展望」「大強度陽子加速器計画の今後の展開」「JT-60U における高性能定常プラズマの達成と制御技術の進展」および特別講演や、総合報告、部会企画セッション等が行われる。特別講演および総合報告等の一部が一般にも無料公開の予定。一般公開されるのは、(1) 新体制での原子力安全委員会の取組み (2) 長期計画を踏まえた原子力研究開発について (3) 新しい原子力行政体制−の特別講演3件、(1)日本原子力学会倫理規定 (案) について (2) 解体核プルトニウム処分−の総合報告2件および、「社会・環境部会チェインディスカッション−原子力への期待と懸念」と題する部会企画セッション。

このほか、将来構想検討会状況報告や、核データ・炉物理特別会合、原子力青年ネットワーク講演および同ネットワーク設立総会などを企画している。

参加費 (要旨集1冊含む) は、正会員6,000円、学生会員4,000円、非会員9,000円 (学生5,000円)、シルバー会員は無料。問合せは、同学会 (電話 03-3508-1261)まで。


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