[原子力産業新聞] 2001年4月5日 第2082号 <1面>

[東京電力] 東通1・2号機建設で環境調査を開始

東京電力は1日より、同社の東通原子力発電所1・2号機建設計画 (各ABWR、138万5,000kW、1号機2010年度、2号機2011年度以降運開予定) に関連する環境現況調査を開始した。調査期間は約1年間を予定。

調査の対象地域は対象事業実施区域とその周辺で、(1) 環境の自然的構成要素の良好な状態の保持のための調査〜大気環境に関する調査、水環境に関する調査、海岸地形に関する調査 (2) 生物の多様性確保および自然環境の体系的保全のための調査〜動物に関する調査、植物に関する調査、生態系に関する調査 (3) 人と自然との豊かな触れ合いの確保のための調査〜景観に関する調査、人と自然との触れ合いの活動の場に関する調査−の3項目で調査が行われる。


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