[原子力産業新聞] 2001年4月5日 第2082号 <2面>

[日本原燃] 使用済み燃料搬入計画、13年度受入れ350トンに

9か所から使用済み燃料

日本原燃はこのほど、六ヶ所村再処理工場への2001年度使用済み燃料の受入計画を発表。今年度は合計で1,568体、約350トンUの使用済み燃料を受け入れる計画であることを明らかにした。昨年12月から、使用済み燃料の六ヶ所村再処理工場への輸送が本格化したことから、現在同工場には、これまでに129トンUの使用済み燃料が貯蔵されている。今回発表された計画は、今年度中に全国の原子力発電所から再処理工場へ輸送される予定の使用済み燃料の総数をまとめたもので、全国9か所の発電所から合計約350トンUの使用済み燃料が輸送される予定だ。なお再処理工場の工事進捗率は1月末現在で61%と、順調に進んでいる。

使用済み燃料の受入時期および受入れ量、搬出元は次の通り。

▽第1四半期 (4〜6月) 東電・福島第二 (304体、53トンU)、関電・高浜 (84体、39トンU)、九電・川内 (56体・26トンU) ▽第2四半期 (7〜9月) 北電・泊 (28体、11トンU)、東電・福島第二 (228体、40トンU)、北陸電・志賀 (64体、11トンU)、中国電・島根 (110体、19トンU)、原電・敦賀 (24体・4トンU) ▽第3四半期 (10〜12月) 東電・福島第二 (228体、40トンU)、関電・高浜 (84体、39トンU)、関電・美浜 (30体、12トンU)、原電・敦賀 (36体、6トンU) ▽第4四半期 (1〜3月) 東電・福島第二 (76体、13トンU)、中部電・浜岡 (128体、22トンU)、中部電・浜岡 (88体、15トンU)。


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