核燃料サイクル開発機構の幌延深地層研究センターは12日から約2週間の予定で、幌延町内でヘリコプターによる空中物理探査を開始した。
調査では、ヘリコプター本体やつり下げられたセンサーを用いて、(1) 空中から地球の磁場の強さ (2) 岩石の電気の流れやすさ (3) 岩石から出る自然放射線−などを測定して、地下150メートル程度までの地層分布や断層などの地質構造を推定していく計画だ。